法令厳守・マニフェスト


マニフェストとは

マニフェスト制度とは、産業廃棄物の適正な処理を推進する目的で定められた制度です。マニフェスト伝票を用いて廃棄物処理の流れを確認できるようにし、不法投棄などを未然に防ぐために設けられました。

電子マニフェストとは

従来の伝票を用いる方法が紙マニフェストと呼ばれるのに対し、インターネット上でマニフェストの処理を行う電子マニフェストがあります。

電子マニフェストは、マニフェストを電子化し、排出事業者、収集運搬事業者および処分業者の三者が情報処理センターを介した通信ネットワークを使って、排出事業者が委託した産業廃棄物の流れを最終処分まで確認する仕組みです。

情報の共有と情報伝達の効率化で、排出事業者、処理業者の情報管理を合理的に行うことができるようになります。

マニフェスト制度の目的

産業廃棄物を委託して処理する場合、排出事業者自らが処理の流れを把握し、
不法投棄防止など適正な処理を確保することを目的としています。

マニフェスト制度の目的

電子マニフェストの仕組み

マニフェスト情報を電子情報化し、排出事業者、収集運搬業者、処分業者の3者間で
情報処理センターを介してマニフェスト情報のやり取りを行います。

電子マニフェストの仕組み

電子マニフェストと紙マニフェストの運用比較

電子マニフェストと紙マニフェストの運用比較

エコアクション21認証中

エコアクション21とは、持続可能な社会を構築するためには、あらゆる主体が積極的に環境への取り組みを行うことが必要です。事業者は製品・サービスを含む全ての事業活動の中に、省エネルギー、省資源、廃棄物削減等の取り組みを行うことが求められています。
エコアクション21は、全ての事業者が、環境への取り組みを効果的、効率的に行うことを目的に、環境に取り組む仕組みを作り、取り組みを行い、それらを継続的に改善し、その結果を社会に公表するための方法について、環境省が策定したガイドラインです。
エコアクション21ガイドラインに基づき、取り組みを行う事業者を、審査し、認証・登録する制度が、エコアクション21認証・登録制度です。  

環境省のガイドラインに基づき、第三者機関の認証を受けることで、社会的な信頼を得ることができます。また、環境活動レポートを作成し、外部に公表することにより、取引先や消費者等からの信頼性が向上します。これは、企業の社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility)の一環にもなります。